【OVERWATCH】サポートのNG行動
○はじめに
さまざまな配信者やプレイヤーを観察しているとなかなかレートが上がらないサポートの特徴を気がつくことができました。自戒を込めて記事を書いていきたいと思います。
【サポートのNG行動】
私が考えるサポートのNG行動は、上記したとおりです。ここからは大雑把に書いた上記の内容を詳しく下に書いていきます。
1.受け身である
多くのサポートプレイヤーがやりがちなのですが、相手の攻撃が来るまで行動することができていない。具体的に言いますと味方の回復に専念しているプレイヤーを指します。OVERWATCHでは、回復する役割を持つロールをヒーラーと呼ばず、サポートと呼んでいます。つまり回復するだけがサポートの仕事ではないという意味を含んでいます。
良いヒーラーは攻撃と回復をうまく使い分けて相手より先に行動して味方が被弾しないようにしていたり、回復しながら相手側が攻撃をしづらく状況を作り出しています。
2.味方のキーマンを殺している
overwatchは6人が同時に役割を果たしやすいように、セットアップ(戦う準備:場所決め)をし、その後ウェーブ(戦い)が始まります。
そのセットアップの中で、チョークポイント(出口が狭くなっている場所やL字カーブなど)をどのように攻略するかがoverwatchの面白さであり、最重要ポイントです。
そのセットアップを行うまでの間で重要な役職がサポートとタンクです。タンクがいなければ前線をあげたり、維持することができません。そこをサポートが援助しタンクがカバーしやすいようにサポートしましょう!
セットアップが終了したのち、次のキーマンは火力を出すことができる位置にいるメンバーです。
「え?」っと漠然した回答に驚いたかもしれませんが、ロールに縛られず、火力を出せるヒーローをサポートすることが大事です。
【火力を出せる位置・特徴】
①気付かれていない・警戒されていない
②高所かつ射線が通っている
③攻撃・射程距離内に入っている
以上のことが火力を出せるヒーローの特徴です。しかし、①の場合、味方との距離が遠いことが多く孤立しやすいため、攻撃後狙われると弱いためという特徴がある。また②③の特徴を得るために多くの場合は、移動・自衛アビリティを消費しています。狙われると脆いという特徴があります。
そのために火力を出せる人は同時に孤立しやすく、脆いのです。そこに対してカバーをできるかできないかがウェーブの勝ち負けに影響します。
3.敵の脅威から身を守れない
サポートヒーローは多くのヒーローから狙われます。サポートがいないチームは体力を犠牲にした火力を出せるプレイがしにくくなり、はじめは良くても当たり合いが長引くとチーム全体の体力差が生まれ、結果そのウェーブの負けに繋がります。またサポート自体の火力が低いので、DPSやタンクの視点からみると攻撃をしかけるリスクが低いといった理由から、サポートロールは他のロールに比べ狙われやすいです。しかし、狙われやすいからと言って死んでしまっていては、毎ウェーブの負けを自分が作ってしまいます。
【どのように自分を守るべきか】
①相手の攻撃範囲に入らない
OWのキャラクターはごく一部のキャラクターを除き、非常にバランスが取れています。前衛と後衛では、攻撃される頻度が異なり、前衛に行けば行くほど自分の受けるダメージの機会は増えます。そのため、多くのサポートヒーローは後衛にいても役割が果たせるようになっており、前衛にいなくてはいけないヒーローは、自己防衛能力が高くなっています(ex:盾と移動スキル、HP250を持つブリギッテ(前衛向き)、自己防衛スキルがウルトのみのゼニヤッタ(後衛向き)、)
そのため、もし自分が死んだ場合は、自分の立ち位置が悪いことが一番に考えられます。後衛にいてもいい場面なのにダメージを優先して前線に出すぎていませんか?もし自分が相手の攻撃範囲に入らなければ、やられなかった場面が必ずあるはずです。(理想は安全なエリア、危険なエリアを自分の中で常に続けることが大事です)
②相手のアビリティやウルトを見極める
サポートの自己防衛能力はDPSやタンクと比べると高く、また相手のウルトを帳消しにしてしまうほどの強力なウルトを搭載しているヒーローが多いです。相手のアビリティの有無を考え、相手のアクションに対してきちんと対処することを練習しましょう。
③味方のそばにいる
ダイブ構成やゲンジ、ドゥームフィスト、エコー、ソンブラといったキャラクターはキチガイモンスターは、非常にワンピック性能が高く、味方のサポート無しでは一方的にやられてしまう事があります。ピックを変えて自己防衛能力の高いサポートにピックチェンジすることも重要ですが、マクリーやメイなどの味方を守ることができるヒーローの援護を受けられる位置にいましょう。
④ピックチェンジ
自己防衛能力の低いキャラクターは味方の援護無しでは、むずかしい場面もあります。(ex:ゼニヤッタがドゥームに一方的やられてしまう)なので、自己防衛能力の高いサポートに変えることで解決することがあります。
4.Metaの理解不足
サポートほど環境に影響されるヒーローはいないのではないか?と思うほど、metaが重要視されます。また戦い方もMetaに合わせて変更していかなければなりません(2DS環境ではバティストは、ハンゾーのウルトに対してイモータルフィールドを投げていたが、現在はハンゾーがいないために、異なる場面で使用しなくてはいけない。)
ひとりで試行錯誤も良いですが、OWLなどのプロシーンやグランドマスター帯のサポートの戦い方を見て学習することが重要です。
5.構成から外れたピックをしてしまう
私の構成に対するサポートの理論なのですが、オーバーウォッチには範囲回復型のサポートと遠距離型のサポートがおり、前者にはモイラ、ルシオが分類され、後者にはアナ、ゼニヤッタ、マーシーが分類されます。両方の機能を持ち合わせているのがバティスト、ブリギッテだと考えています。
味方が固まって戦う構成(2DS+メイリーパー)の場合は 、範囲回復持ちが二人いてもよいですが、DPSが別動隊として戦う構成(2DS+ドゥーム、アッシュ)だと範囲回復持ち2人では、サポートすることが困難でDPSが弱点となってしまう事が多いです。そのため遠距離型が一枚必要となってきます。このように味方の構成に合わせて弱点がないようにピックを柔軟に変更していくことが重要です。